今田から聞いためっちゃ怖い話 |
|
| 本日二度目の更新。 普通の日記は下の記事ですよ。
昔、ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!で松本が話していた話。 結構面白かったので載せてみますね(ちょっと物語ちっくに)。
とある夜の話。 今田(仮名)が仕事から疲れてマンションへ帰ってきた。 今田の部屋は1023号室。 いつものようにエレベーターを使い部屋へ戻ろうとした。 夜も遅く、普段人気も無いエレベーターホールなのだが、そこには一人先客がいた。 (こんな遅い時間に・・・) 今田はそう思いながら男を眺めた。 年は自分と同じくらいだろうか。 帽子を深くかぶり、腕組みをしている。 あまりじろじろ見るのも失礼かと思い、深く詮索しないようにするのだが、どうしても気になってしまう。 そんな葛藤をしていると、丁度いい頃合でエレベーターが到着した。
「何階ですか?」 今田はその男に尋ねた。 男は無言でうつむいたまま、自分の横に設置してあるもう一つの操作盤を乱雑に叩いた。 (感じの悪い・・・気持ち悪いな) そんなことを考えながらエレベーターの走る音に身を委ねた。
少しの重力を感じた後、不意にエレベーターが開いた。 階層はまだ6階。自分の部屋まではまだある。 そうか、この男が降りるのか。 そう思うと同時ぐらいに男が肩をぶつけながら降りていった。 男は少しよろめいたようだったので思わず 「すいません、大丈夫ですか?」 と声をかけたのだが、男は振り返りもせずに何かにおびえるかのように走って行った。 (変な奴もいるもんだな・・・) そんなことを考えながら部屋へと入っていった。
玄関の明かりを点け、誰もいない部屋を見渡す。 (一人もいい加減慣れてきたな) そんなことを考えながらスーツをハンガーに通した。 冷蔵庫からペットボトルのお茶を取り出し、ようやく部屋の明かりを点ける。 何気なくふとさっきハンガーに通したスーツを見たときに思わず息を呑んだ。 「ッ・・・」 そこには見慣れない赤茶けたものがべっとりついていたのだ。 「血・・・か・・・?」 思わず声に出てしまった。 もちろん返事があるわけでもない。 今田は気持ち悪くなり、台所からゴミ袋を引っ張り出すとそのままハンガーごと突っ込んだ。 (気分が悪い・・・寝よう) そう思ってベットに倒れこむと自然とまぶたは落ちていった。
数日後、そんなことも忘れかけていた日曜の昼過ぎ、おもむろにドアを叩く音がした。 ドアのレンズから外をのぞくとそこには、制服制帽で神妙な顔をした警察官が立っていた。 今田は特に返答はしなかったのだが、その警察官は気配を察したのだろうか、 「すいません。実は数日前にこのマンションで殺人事件がありまして・・・そのことで怪しい人物を目撃してはいないでしょうか?」 ドア越しにそんなことを尋ねてきた。 今田はすぐに心当たりがあった。 あの男に違いない。 しかし今田は今とても忙しく、たまの休日に事情聴取などされてはたまらないと思い、ドアも開けずに 「ちょっとわからないですね。」 と答えてしまった。 警察官は一言、 「そうですか。」 というとその場を去っていった。 今田は少し悪いことをしかな?と思うと同時に、やっぱり何かあったのか。と、あの夜のことを思い出してぞっとした。
その夜。 なんとなく流すように見ていたテレビのニュースで殺人事件の話題になった。 そこには見覚えのあるマンションが。 「あっ、」 思わず声を漏らした。 自分のマンションだった。 (やっぱり本当に殺人事件があったのか・・・) 少しテレビに気が向いた。 その直後、犯人は捕まったという原稿が読み上げられ、画面が切り替わった。
そこにはさっき家へ訪れた警察官の顔写真が写っていた。
うーむ。文章に起こすとあんまり怖くないかな・・・
| |
|
5月20日(土)04:03 | トラックバック(0) | コメント(3) | usual days | 管理
|
横丁 |
|
| 雨ふってる中窓を開けっ放しにしてバイトにいったので湿気でふとんがしっとりしているwedaです。 ウェッティー
今日は城下町:小田原に存在する懐かし横丁という駄菓子屋へ行ってきました。 ただの駄菓子屋とあなどるなかれ、そこには300種類の駄菓子やレトロ玩具、さらにはレトロゲームまでそろっているのですよ。 小学生の頃はイトーヨーカドーのゲームコーナで過ごし、体に悪そうな駄菓子をむさぼっていた僕にとっては夢のようなお店。 同じく小学生の頃駄菓子屋に通っていた友達とともにいざ小田原へ。
小田原城の先ということだけで詳しい場所など調べていなかったので、とりあえず小田原城を目指すことに。 途中、小田原城らしき看板を発見。 そこには英語でオダワラキャッスルと書かれていました。 キャッスルって・・・ まぁ訳すとそうだけど日本の城にキャッスル感はねぇだろ。 そんな悪態をつきながらキャッスルを華麗に回避。 そして目的の横丁を発見。 意外とあっさりみつかりました。
近くのスーパーの駐車場に車を止め、駐車場の警備員に不審がられながらも一目散に横丁へ。 丁度店が開く時間で店主らしき人物がのぼりとか準備してました。
店の入り口には 「大きな声であいさつをすること」 との注意書きが。 当然のごとく無言ではいる俺。 なぜか友達に怒られました。
店内は割と狭く、入っていきなり駄菓子の山が。 その奥にはお目当てのレトロゲームが! どれもシンプルなものばかりで、1回10~20円で遊べるものばかりです。 とりあえず一番最初にやったのが、10円玉をはじいてゴールまで導くゲーム。 ゲームといってもプレイヤーは10円玉。 液晶画面なんて存在しません。 次々に穴へ落ちていく10円玉。 張り紙には「初心者向け」の文字があったはずなのに・・・
仕方が無いので諦めて次のゲームへ。 今度は玉をはじいてかえるの口に6球中5回入れると景品が出てくるゲームを。 そこの張り紙には、 「簡単すぎるので、お一人様景品2つまで」 こいつは勝ったな。 そう思いつつ球をはじく俺。 4球までは超楽勝。 しかし5回目ともなるとかえるの口があからさまに狭まっていまして、案の定失敗しました。 友達は1回で成功してうらやましかったです。 でも景品のお菓子はものすごい雑に床に「ゴトッ」っておちてきてました。
その後も約15種類ほどの10円ゲームで遊ぶこと1時間弱。 使ったお金は600円ぐらいになってました。 でもここのいいところは、ゲームで勝ったり成功したりするとメダルが払い出され、そのメダルに5~50円の価値があるのですよ。 それは駄菓子と交換することができるので、楽しみながらお買い物もできるというシステムなのです。
まぁメダルは200円ほどしか取れませんでしたが。
最後は駄菓子屋らしく、あたりつきのお菓子を200円分購入。 こんだけあればどれか一つはあたるだろうと帰りの車中であさっていると、やっぱりどれもはずれでした。 よこしまな心を持った大人にはきっとあたらないんでしょうね。 でもほんとにおもしろかったですわ。 ヨーカドーの屋上を思い出しました(ダイエーでも可。ジャスコだとなお良し)。 店長さんも気さくで、色々ゲームのやり方を教えてくれたり。 また機会があったら是非行こうと思います。
http://www.0465.net/omise/natsukashi/
| |
|
5月20日(土)03:18 | トラックバック(0) | コメント(0) | usual days | 管理
|